はじめに
最近、テクノロジーの進化により、教育方法が大きく変わってきています。
その中でも生成AIを使った学習サポートが注目を集めています。この記事では、生成AIを活用して小学生の子供のためにオリジナルの学習問題を作成する方法とそのメリットについてご紹介します。
生成AIとは
生成AIとは、人工知能がユーザーの指示に基づいて新しいコンテンツを生成する技術です。
代表的なツールには、ChatGPTやGoogle Bardなどがあります。これらのツールを使うことで、子供の学習ニーズに合わせたカスタマイズされた問題を作成することができます。
生成AIで問題を作成するメリット
生成AIを使って学習問題を作成する最大のメリットは、そのカスタマイズ性と多様性です。
・子供の学習進度や興味に合わせて問題を出題できるため、学習意欲を高めることができます。
・さまざまな種類の問題を簡単に生成できるため、学習内容を豊富にすることができます。
実際の利用方法
生成AIを使って問題を作成するのは簡単です。
以下にその手順を示します。
私は、ChatGPTをと使っているので、その手順で説明します。
- AIツールへのアクセス:
- ChatGPTにアクセスし、アカウントを作成します。
※Googleアカウントを持っている場合、そのアカウントを使用して
ログインすることができます。
- ChatGPTにアクセスし、アカウントを作成します。
- 問題作成の基本プロセス:
- ChatGPTに「小学5年生向けの算数の問題を5問、作成して」と指示を入力します。
- 具体的な指示の出し方:
- 「三桁の足し算問題を5問作成して」「理科の実験に関する簡単なクイズを作って」など、具体的な要求を入力します。
☟は、「小学5年生向けの算数の問題を5問、作成して」と指示した結果です。
子供の反応と成果
実際に生成AIを使って問題を解いた子供たちの反応は非常に良好です。
子供の解ける問題を中心に作成し、勉強への苦手意識を持たないように進めることができます。学習意欲が向上してきたら、「ちょっと難しい問題を出そうと思うけどチャレンジしてみる?」など、子供の負けん気を刺激しつつ、難しい問題に段階的にチャレンジさせていくと徐々に解けなかった問題が解けるようになってきました。
お子さんのミスをするポイントを把握し、同様の問題を
我が家には、小学5年生の娘がいます、算数の文章問題が苦手で文章の読み間違いなどを良くしてしまい、計算とは別のところで間違うことが多いです。
注意点と改善点
生成AIを使用する際には、問題の内容をしっかり確認し、子どもに寄り添って、どのくらいのレベルの問題まで解けるのか。何が苦手なのかを把握しながら、問題を出してあげることが重要です。
そして、問題を出すだけであれば、やる気が続きません。
問題に詰まっていたら、どこに躓いているのか。よく見てあげてください。
我が家には、小学5年生の娘と小学2年生の息子がいます。
それぞれのこどもに出題するためのチャットを個別に作成しています。
二人に同時に問題を出していくので、チャットを個別にすると「追加で5問作成して」などの指示で類似の問題を簡単に増産することができます。
娘は、算数の文章問題が苦手で文章の読み間違いが多いので、
「小学五年生の算数問題、思考力を鍛える問題を5問作成して。」と指示を出して問題を作成します。
☟が作成された問題です。
※おかしな問題もあるかもしれませんので、子どもへの出題と合わせて一緒に確認することが
良いと思います。
まとめと今後の展望
生成AIを活用することで、忙しい保護者でも簡単に子供の学習をサポートすることができます。
今後、生成AIは教育においてますます重要な役割を果たすことでしょう。
この記事を参考にして、ぜひ生成AIを使った学習支援を始めてみてください。
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